どうも!『じたくり』の“くりぼう”です。
突然ですがみなさん、副業したいですか?
サラリーマンの方は決まった年収に満足出来ず、
空いた時間を利用して副業をしたい!という人は多いと思います。
同じようにフリーランスでも副業したい!って思うんですよ。
実際にワタシがそうです!
『フリーランスなんだから、空いた時間も仕事すればいいじゃん?』
って思うかもしれませんが、メインで収入を得ている仕事以外に、
別の仕事をしたいって思うんですよね~。
たとえばワタシの場合、本業は「WEB制作」ですが、
・趣味の「イラスト」でお金を稼ぎたい
・ブログやYoutubeといった資産になるコンテンツを作って収益を図りたい
という目的があって、今まさに試みている最中でございます。
そこで、今回はフリーランスクリエイターの副業についてお話したいと思います。
副業の種類はたくさんありますが、クリエイター目線の副業をご紹介したいと思います。
一般の人でも全然利用できる副業なので、参考にしてみてください!
収入の種類は2種類。ストック型とフロー型
副業収入を得る方法って2種類あるのをご存じでしょうか?
その2種類とは「ストック型収入」「フロー型収入」と呼ばれるものです。
「ストック型収入」と「フロー型収入」の違いってなんでしょう?
簡単に表現するとこんな感じ。
「ストック型」…畑を耕す
「フロー型」…内職
イメージ沸きますかね?
このままだと、ちょっとわかりにくいと思いますので、詳しくご説明いたします!!
コツコツ積み上げ!資産性の高い「ストック型収入」
「ストック型収入」は今すぐ現金化はされないけれど、長期間コツコツ積み上げる事で、将来的に安定した収入を得られるための仕組みの事を言います。
具体的には下記が挙げられます。
「ストック型収入」の一例
■ブログ
・Googleアドセンスやアフィリエイトによる収入。PVが上がるにつれ収入も増える。
■Youtube
・YouTube広告による収入。動画の再生数が上がるほど収入も増える。
■ストックイラスト/ストックフォト
・作成したイラスト・写真を投稿して、ユーザーにダウンロードされたら課金されるというサービス。点数が多いほどダウンロードされる回数も増える。
・Kindleアンリミテッド
・自分で作成した書籍/マンガを投稿して視聴されたページ数に応じて課金されるサービス。ファンが増えるほど収入も増える。
始めてしばらくの間は、いくら作業をしてもまったく収入につながりません。
長くコツコツとコンテンツを増やして行き、ファンを獲得することでやっと現金化される仕組みになります。
それでは「ストック型収入」にはどのようなメリット・デメリットがあるでしょう。
【ストック型収入のメリット(1)】 将来的に不労所得になり得る
ブログやYoutube、ストックイラスト、Kindleアンリミテッドはコンテンツを作れば作るほど情報が蓄積されていきます。
ある程度、認知度が広まったら、コンテンツを更新しなくても既存コンテンツだけでも毎月の収入を得られるようになります。
例えば、病気になってフリーランスのメイン収入を確保出来なくなった場合でも「ストック型収入」で毎月安定した収益を得てカバーするといった事が可能になります。
【ストック型収入のメリット(2)】 大きく成長したら収入は青天井
ブログやYoutubeのコンテンツがどんどん大きくなればなるほど、比例して収入もどんどん増えていきます。
おなじYoutubeのコンテンツを1つ配信するにしても、
100回しか再生されない時期は収入が数円程度だったものが、
100万回再生されるコンテンツになった場合、数万円の収入を得る事ができます。
それが1,000万回再生の場合は?1億回再生の場合は?
と可能性はどんどん低くなってきますが、0ではないですよね?
【ストック型収入のデメリット(1)】 現金化までの道のりがとにかく大変
ストック型の最大のデメリットは現金化までの道のりがとにかく大変だということ。
これにつきます。
実際にワタシもブログを始めて、すでに膨大な時間を投下しておりますが、
いまだに0円です。
同じ時間を普通に仕事に充てていたら、すでに数十万の収入は得られていたと思います。
ブログ・Youtubeで一発当ててやろう!といった方が挫折するのも、収益化までの壁を越えられない事が理由として挙げられます。
がんばって収益化できたとしても、そこからがやっとスタートラインなので、コンテンツを大きくして収益を図るのは仕事以上に大変かもしれません。
【ストック型収入のデメリット(2)】 膨大な作業量が必要で自由時間が削られる
上記と少しかぶってしまいますが、デメリットに膨大な作業量が必要であることが挙げられます。
ブログ・Youtubeはとにかく作業量が必要なので、仕事以外の空いた時間を少しでも多くコンテンツ制作につぎ込まなければなりません。
そのため、
・友人と遊ぶ時間を削る
・ゲームや映画といった娯楽の時間を削る
・休日も休まず作業しなければならない
といった、自由時間を少しでも削ってコンテンツを作りこむ必要があります。
今すぐお金がほしい!「フロー型収入」
「フロー型収入」の良い所は、ストック型と違って、作業した分、必ず収入が得られる点です。
即金性が高く、例えば今月がんばって10万円稼ぐ!
といった具合に目標を定めて作業をすることが可能です。
「フロー型収入」は主にクラウドソーシングサービスを利用する事で得られる収入になります。
クラウドソーシングサービスとは「仕事を依頼したい企業」と「仕事を受注したい個人」をマッチングさせるサービスになり、誰でも利用することが可能です。
デザイン案件・イラスト作成・プログラミング・動画編集等
様々なジャンルの仕事がありますので、自分に合ったスキルを利用して仕事を探すことが出来ます。
クラウドソーシングサービスもたくさんあって、有名なのは
・クラウドワークス
・ランサーズ
・ココナラ
が挙げられます。
それぞれに特徴があるので、いくつか試してみて自分にあったサービスを利用するといいでしょう。
【フロー型収入のメリット(1)】 作業量に対してきちんと収入が得られる
「ストック型収入」と違って、「フロー型収入」は作業した分だけ報酬を得る事ができます。
その為、計画を立てやすく、本業の仕事の合間を使ってコツコツ作業を続けていけば、月々安定して10万円を稼ぐことも可能です。
【フロー型収入のメリット(2)】 場合によってはメインの仕事以上に稼げる
クラウドソーシングサービスを利用し続ける事で、場合によってはクライアントと直接仕事をする事になったり、本業の仕事よりも評価を得て、フリーランスの業種を変えて収入を増やすことも可能です。
副業という認識ではなく、本業と変わらず丁寧に仕事をしていれば、評判が広まって、クラウドソーシングサービスを利用しなくても仕事を受注出来るようになるかもしれません。
【フロー型収入のデメリット(1)】メインの仕事より単価が安い場合が多い
クラウドソーシングサービスは企業毎によって制作単価も異なってきますが、ほとんどの場合では単価が安いケースが多いです。
本業の仕事と比較したら10分の1といったケースもあるでしょう。
これは企業側が求めるターゲットの違いによるものですが、
例えば、1万円の仕事があるとして、多くのフリーランスの方は「安い!」と感じる案件でも、
学生さんや主婦にとったらありがたい収入だったりします。
学生さんや主婦の方は、アルバイトやパートで1万円稼ぐよりも、
クラウドソーシングサービスを利用して1万円稼ぐほうが割がいいと思うでしょう。
クラウドソーシングサービスはそういったターゲット層の違いによって単価差があるので、総合的に単価が低く設定されてしまうようです。
【フロー型収入のデメリット(2)】何年たっても単価は変わらない
先に述べたようにクラウドソーシャルサービスの利用を経て、クライアントから直接案件をもらう場合は違いますが、クラウドソーシャルサービスを利用し続ける限り、作業単価は上がることはありません。
「フロー型収入」は即金性があるので、初めは満足するかもしれませんが、「ストック型収入」と違って
不労所得になる事もありませんので、結果、本業を頑張るほうが収入が上がっていたという事になりかねません。
結局、ストック型とフロー型のどちらがいいの?
冒頭の図を改めて見てみましょう。
こちらが「ストック型収入」と「フロー型収入」のイメージとご説明しましたが、
なんとなく、ご理解いただけたでしょうか?
そして、上記の図を5年後にしてみたのが以下の図です。
「ストック型収入」は蒔いた種が成長して、収穫物が多く実ってますね。
「フロー型収入」の方はやっている事は同じです。
この5年の間で、もしかしたら収入差はあまりないかもしれません。
しかし、更に5年後を見てるとどうでしょう?
「ストック型収入」は更に実りを多くしているのに対して、相変わらず「フロー型収入」は同じですね?
ここまでくると収入には大きな差が出ていそうです。
ただし、別の未来はこうなっているかもしれません。
「ストック型収入」の畑が火災で壊滅的な被害を受けていますね。
これでは収入はなくなってしまいます。
片や「フロー型収入」はいつもと変わらず。
つまり、「ストック型収入」は将来大きく実る可能性もあるし、環境の変化でなくなってしまう場合があるということです。
今はブログやYoutubeでコンテンツを大きくすれば、「フロー型収入」よりも稼げるかもしれません。
しかし、10年後にYoutubeがあるかは誰にもわかりませんし、ブログもGoogleさんのアルゴリズム頼みな部分があります。10年後収益化が図れているかどうかはわかりません。
その点、「フロー型収入」は将来的に変わらず、安定して収入を得る事ができます。
ただし、本業を超えるような大きな稼ぎを得るのは難しいでしょう。
まとめ
今現在、Youtubeバブルの真っただ中なので、Youtubeに参入する人が増えています。これは年々増えていくでしょう。
先ほどの畑の例で言うと、皆さん良質な土のある場所を、早いもの順で陣取っているみたいなものですね。次第に良質な土のエリアはなくなり、荒れ地しかなくなって、なかなか収益化の実りがないまま枯れてしまうとったケースも増えてくると思われます。
将来性に投資をしてブログやYoutubeを頑張ってみるのもいいですし、
フロー型収入のように堅実にコツコツ積み上げていく方があっているという人もいるでしょう。
ただ言えるのは、副業は本業と違って、あなたがやりたい事をやった方が良いという事です。ただお金が欲しいだけであれば、本業を頑張ればいいだけですよね?
副業は本業では得られない楽しみや、趣味をお金に変える事が出来る夢があると思います。お金稼ぎも大事ですが、自分のやりたい事を楽しんで作業することが一番大事じゃないかと“くりぼう”は思います♪