![長くフリーランスを続けるにはスキルが必要?RPGゲームで考えるスキルマインド!](https://jitacre.com/wp-content/uploads/2020/07/20200713_comic.jpg)
どうも!『じたくり』の“くりぼう”です。
フリーランスの皆さん。フリーランスになろうとしている皆さん。
スキルありますか?
ワタクシ“くりぼう”はフリーランス歴15年になりますが、
そこそこ長く続いている方だと思います。
そこで、中堅フリーランサーのワタクシ“くりぼう”が、
フリーランスとして活動していく上で必要なスキルについてお話したいと思います!
“くりぼう”はWEBデザイナーなので、WEB系中心のお話なりますので、あしからず。
もくじ
こんなにあるの?WEB系フリーランスのスキル一覧
ワタシがフリーランスになった15年前と比べると、WEB系の必要とされるスキルってすごく増えました。
年々進化するもんだから、ついていくのが大変ですし、実際ついて行けてません!
2020年現在、WEB系フリーランスに求められているものはなんでしょうか?
求められるスキルは大きく分けて3つあります。
2020年現在 WEB系フリーランスに求められるスキル
・デザイン系
・プログラミング系
・その他
フリーランスのWEBデザイナーであれば、使えるスキルは多ければ多いほど重宝されます。
この3つのジャンルの中で、みなさんはどこまでスキルを使いこなせているでしょうか?
デザイン系
デザイン系は主に「Adobe Creative Cloud」のソフトの知識になります。
![](https://jitacre.com/wp-content/uploads/2020/06/20200619_1.jpg)
「Adobe Creative Cloud」のコンプリートプランですと、
上記すべてのソフトが利用できますが、
WEBデザイナーであれば、下記の種類のソフトを使えればよいのではないでしょうか。
WEBデザイナーが利用するAdobe Creative Cloudソフト
・Photoshop
・Illustrator
・Adobe XD
・Dreamweaver
WEB制作の中でも最近は動画のスキルも求められてきていますので、
今後も見据えると「Premiere Pro」「After Effects」といった
動画編集のスキルもあったら良いかもしれません。
プログラミング系
プログラミングの種類はかなり多いですね!
WEB上で勉強ができる「Progate(プロゲート)」というサイトがあるのですが、
そちらのコースを見てみるとわかりやすいです。
![](https://jitacre.com/wp-content/uploads/2020/06/20200619_2.jpg)
コースだけで15種類!
全部のスキルが使えるに越したことはないでしょうが、
すべて使える人はそうそういないのではないでしょうか?
プログラミングは専門性が問われるので、このすべてが使えるようになる必要はなく、
自分の得意分野をいくつか絞って、伸ばしていく方がよいでしょう。
WEBデザイナーとして、よく使われる技術としては下記になります。
WEBデザイナーが利用するプログラミングスキル
・HTML & CSS
・JavaScript & jQuery
・PHP
このスキルがあればWEBエンジニアとして、フリーランスで活動することは可能ですね。
その他
WEB系の仕事に限らず一般的な事務作業のスキルも当然必要なので、
リストアップしてみました。
![](https://jitacre.com/wp-content/uploads/2020/07/20200619_3.jpg)
WEBデザイナーが利用するその他のスキル
・CMS(WordPress)
・オフィス系(Microsoft Office Word/Excel/PowerPoint )
・SNS(Twitter/Facebook/Instagram/LINE/Youtube)
・SEO
・アクセス解析(Googleアナリティクス/google サーチコンソール)
・会計ソフト(やよいの青色申告/freee 等)
と、わかりやすいものをざっと並べてみました。
上記以外にも探すとたくさんあるのですが、きりがないので、
一般レベルとしてまとめてみました。
デザイン系・プログラミング系・その他のスキル。多すぎない?
これらのスキル一覧を見て、率直な意見。
覚える量おおすぎるわ!!
もうね。ホントにね。
なんなの一体。年々増えていきやがって。
みなさん。どうですか?
これらのスキル使えてますか?
『やっぱりフリーランスになるの大変だなー』って思いますか?
『フリーランスになったとしても、継続していくのはムリそうだ』って諦めますか?
安心してください。
ワタクシ“くりぼう”、これらのスキルほとんどございません!
『え!?フリーランスのWEBデザイナーなのに、スキルをもってないってどういうこと?』
まぁ、正確に言うと持っているに越したことはないんですが、
なけりゃないで、使えるスキルをフル活用してがんばれって事なんです。
“くりぼう”の全スキルはこれだ!
ワタクシ“くりぼう”の全スキルはこちら!
“くりぼう”スキル一覧
■デザインスキル
・Photoshop 〇
・Illustrator 〇
・Dreamweaver 〇
■プログラミングスキル
・HTML & CSS△
■その他スキル
・Office(ワード・エクセル)△
・会計ソフト△
〇…仕事で不都合なく使えるレベル
△…すべて理解してないけど、なんとなく使えるレベル
少な!!!!
そうです。もう10年以上、同じスキルで仕事をしてます~♪
(ダメだろ!)
いや~。もうね、覚えるのが年々増えていくもんだから、
おっさんには覚えるのしんどくて、諦めました!
『こんなスキルでやっていけるの?』
『全然稼げてなさそう』
と思われるのも至極当然なんですが、
今のところ、収入も安定してWEB系の会社員の給料よりかは稼げていると思います。
使えるスキルが少ない人向け。スキルのない中、どうやって勝負するか。
スキルは「広く浅く」よりも「狭く深く」
WEB系スキルは年々進化していきます。
それは確実で、覚えなければいけないことも増えているのですが、
すべてをマスターしようとしても、知識があるだけで仕事での実用が出来ないレベルであれば、意味がありません。
むしろ、スキルを広げすぎる事で生じるリスクもあります。
スキルを広げすぎる事で生じるリスク
・求められているレベルまで達してなく、ミスが多くなる
・デザインが得意な人がプログラミングを覚えても、完成度が低い(逆もまた然り)
・苦手なスキルを使うことで、時間単価が下がる
・広げたスキルのアップデートが年々たいへん
と、スキルを広げ過ぎたことによって、実作業に大きく影響が出てきてしまいます。
RPGの経験値の振り分けで考える
よくRPGゲームで経験値を能力に振り分けますよね?
あれで例えるとわかりやすいです。
![勇者タイプ](https://jitacre.com/wp-content/uploads/2020/07/20200713_1.jpg)
例えばこんな感じで、スキルを均等に配置すると
まんべんなく使えるように見えて、どれも平均以下、実際弱いです。
![戦士タイプ](https://jitacre.com/wp-content/uploads/2020/07/20200713_2.jpg)
能力地を自分の得意分野に振り分けると、専門分野においてはとても強い能力になりますよね。
RPGの例えでいうと、
デザイン力…戦士タイプ
プログラミング力…魔法使いタイプ
デザイン力+プログラミング力…勇者
といった感じでしょうか。
全部使える「勇者」って聞こえは良いですが、
取柄がなく実際、戦士や魔法使いより使えなかったりしますよね?
フリーランスで活動する以上、求められているのは専門性。
そんな中、みんなが勇者を目指しても現場で求められるのは
戦士や魔法使いです。
先述のRPGのグラフのように、あなたにしか出来ないグラフを作って、
フリーランスとして長く活躍出来るようにがんばりましょう!
フリーランスは1年2年先ではなく、10年20年先を見据えた行動を
今必要とされているスキルってありますよね?
今だったらスマホアプリの開発とかはすごくニーズがあります。
しかし、10年後、20年後はどうでしょう?
その時代にはスマホってあるでしょうか?
あったとしても、今よりもっと高性能でまた違ったスキルが求められるのではないでしょうか?
10年前を見返してみると、今はないスキルの仕事がありました。
・Adobe Flashコンテンツ
・ガラゲーアプリ開発
など、わかりやすいですね。
実際、ワタシもFlashコンテンツを多く作っていたため、
コンテンツ自体がなくなってしまうのは痛かったです…。
どうしてもスキルには旬がありますので、
今流行っているからといって、その技術だけに依存するのは危険な考えだと思います。
ワタシは、
『プログラミング技術を覚えるより、デザイン力を高めていく方が、柔軟に対応できそうだ』
と考え、きっぱりとプログラミング技術を諦めました。
まとめ
フリーランスになるのは誰にでもできます。
ある程度のスキルがあれば、会社員時代よりも稼げるかもしれません。
しかし、継続するには、スキルだけではない戦略が必要になってきます!
今後、『じたくり』ブログ内で、ワタクシ“くりぼう”の戦略とかマインドをご紹介していきたいと思います!