どうも!『じたくり』の“くりぼう”です。
フリーランスは会社勤めの方と違って、自分で仕事を取ってくる必要があります。
ワタシも会社員時代は、押し寄せる仕事の波をうまく乗りこなしながら、
毎日終電ギリギリまで仕事をしていましたが、それって営業の方が仕事を取ってきてくれるからなんですよね。
『フリーランスになったら自分で仕事を取らなきゃいけない!』って思ってましたが、
実はワタシ、営業しなくても良いスタイルみたいなんです。
もくじ
フリーランスが仕事を得られるパターンは?
フリーランスになりたての方が仕事を得られるパターンは、主に4つあります。
新米フリーランスの仕事の取り方
・自分で営業活動
・前社からの継続案件
・友人・知人からの紹介
・SNSで募集
【仕事の取り方(1)】 自分で営業活動
フリーランスクリエイターとして活動する方の中には、社会人経験がまったくないという方もいると思われます。
その場合、『仕事が欲しい!』と思ったら、当然のことながら営業活動をしないと仕事を紹介してもらえませんよね。
代理店を通して仕事を受注したい場合は、
・制作会社
・広告代理店
・出版社
等にアポをとって、自分の作品を売り込みする必要がありますし、
代理店を通さない場合は、直接企業や個人商店等に問い合わせをして、プレゼン資料を用意し、足を運んで営業活動しなければなりません。
【仕事の取り方(2)】 前社からの継続案件
フリーランスクリエイターとして独立する前に、制作会社等で働いていた場合、
勤めていた会社から直接仕事をもらう事も可能です。
制作会社の多くは人材不足で、ベテランの制作者が一人抜けてしまうと仕事が回らなくなってしまうケースが多いです。
その為、『独立するなら、そのまま今の仕事を引き続き担当してほしい』といった声がかかる場合が多いです。
会社にとっても、独立してすぐのフリーランスにとってもWINWINな関係と言えるでしょう。
ですが、独立するときに、ケンカ別れになってしまうと、仕事をまったく貰えなくなってしまうので、会社を辞める時の対応はきちんとしないといけないですね。
【仕事の取り方(3)】 前社の取引先から仕事を得る
会社員時代にやり手のクリエイターであった場合、会社を辞めても、その人に仕事を依頼したいと考えるクライアントは多いです。
会社というより、その人に価値を感じて仕事を依頼してくれていたので、会社を辞めてしまわれるとクライアント側も困ってしまうわけです。
なので、『フリーランスとして独立した際に、前社ではなくワタシに直接仕事を回してください』と言って、独立後すぐに仕事を得られる方法もあります。
しかし、これはあまり良いやり方とは言えません。
前社としたら「クライアントを奪われた!」と感じるので、前社との関係性が悪くなりますし、場合によっては悪評を流されてしまうケースもあります。
直接クライアントから仕事をもらうにしても、前社にきちんと断りを入れるなどして、対応をとらないと、後々問題になってくるかもしれません。
【仕事の取り方(4)】 友人・知人からの紹介
会社を辞めてフリーランスになったことを、友人や知人に報告することで、仕事を紹介してもらえるケースもあります。
友人・知人の場合、すでにその人の人柄やスキルなどが知られているケースがあるので、仕事を依頼する方も安心してまかせられると思います。
ただし、あくまで人柄が良く仕事をまじめに取り組んでいた人に限ります。
友人知人に対して常に「仕事の愚痴」や「不満」をぶちまけていた場合、その人に抱く印象は最悪です。そんな人に仕事を依頼したいとは思わないでしょう。
【仕事の取り方(5)】 SNSで募集
現代ではSNSは営業ツールとして欠かせない位置づけにあるようです。
SNSでまったく面識のない方との間でも仕事を得られる時代になりました。
TwitterやInstagramで有益な情報を発信していれば、その人に対しての信用も上がりますし、
フォロワー数が多ければ多いほど、実績として評価の基準になるはずです。
フリーランスとして働く以前に、SNSを使って集客をがんばっていれば、
いざ独立したときに、必ず仕事を得る手助けになると思われます。
“くりぼう”はどのパターンだったの?
ワタシ自身どうだったかというと、「前社の取引先から仕事を得る」パターンになりますね。
ホントに忙しい会社だったので、会社を辞める際にもまだ動いている案件がいくつかありました。
タイミングを見て辞めようと思っていたのですが、「区切りのいいタイミングなんてない!」と気づき、独立しても継続して案件を引き受ける事を条件に会社を辞める事ができました。
辞めてからも引き続き前社の仕事を続けていたので、独立した実感なんてまったくなかったです。
会社で作業していた仕事を、そのまま自宅で作業してるだけですからね…。
“くりぼう”が営業をしない理由。
ワタシは前社からの仕事を継続して引き受ける形でフリーランスをスタートさせました。
その後、前社の社員が転職して、別会社に移ってもワタシを指名して仕事をくださったり、クライアントの担当者が転職して、別会社に移ってもワタシを指名してくださったり…とワタシが意図しないでも取引先の企業が増えていきました。
また、継続してお仕事をいただけるケースが多かったので、まったく営業をしなくても仕事を受注し続けられているワケなんです。
そうは言っても、一つの会社との関係性は一生は続きません。
この15年の間に、何社もわたり歩き、今に至ります。
それこそ、1カ月後にまだ仕事を発注してくれるかなんてわかりませんし、
コロナウィルスの影響で世界恐慌になれば、仕事はなくなってしまいます。
だからこそ、当然の事かもしれませんが、今、お仕事を発注していただいているクライアントを大事にしたいんですよね。
その時々によって、関係性はなくなってしまう場合もありますが、関係性がそのままずっと続く事だって考えられます。
今のクライアントの仕事を拒否してまで、営業して新しいクライアントと取引したいという考えはワタシにはありません。
お仕事が続く限り、発注いただいた仕事は断らずに、出来る事はすべてやる!をモットーに仕事に励んでおりまする♪
まとめ
『フリーランスは営業しなければ生きていけないか?』
と問われたら、答えは『YES!』と答えるでしょう。
なぜなら、一生涯、安定して仕事を受注できる保証なんてないからです。
ワタシ自身、営業活動をした事は過去2回あります。
それは後日あらためて記事にしようと思うのですが、自分のスキルの問題以外の、外部の要因で仕事が続かなくなるケースもあって、仕事が失われてしまう事があるのです。
「営業活動を一度もしないでフリーランスを続けたい!」
という事も、もしかしたら可能かもしれません。
しかし、いざという時には当然、営業活動も必要になってくる事だけ心に留めておいてください。
今のところ、ワタシは10年営業してません。
次の10年、どうなっているかわかりませんが、今の仕事を精一杯がんばりたいと思います~!